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SOLO EXHIBITION.

Freeky Freaky vol.1 2017/4/11-4/23 at 隠れ家ギャラリーえん

concept.  東京から4年ぶりに名古屋で初めての個展を開催いたしました。18点展示。
その間に公募や2人展、グループ展など展示をしていくなかで会場で作品と向き合い、
個展までいくつかの課題を自分の中で持っていました。

ひとつは、自分の作品の質を次の段階まで向上させること。
作品の密度を上げ、「本当に自分の好きなこと・もの」を妥協せずに突き詰めました。
それは結果的に「女性らしさ・妖艶・神秘性」といった雰囲気を醸し出すものとなりました。
また、「今の一言カード」のメッセージからインスパイアされた色鉛筆画も展示いたしました。

もうひとつの課題は、自分の作品に合った会場を納得いくまで自分の足で探すこと。
自分の作品がもっと距離感の近い、和紙の雰囲気に合う会場の方が、より作品の力を発揮できるのではないか?そんな想いが常々あり、名古屋という地を活かし古民家を中心にリサーチ。
1度試してみたいと自分がピンとくる場所探しに数年を費やしました。

今回の「えん」さんは美味しいコーヒーを提供するカフェとして、人やコミュニティの交差点のような、たえず流動する雰囲気の場所で、我ながら非常に合う場所を見つけたと思っています。
場所も作品も、バランスや統一性を考えずに、文字通り「自由に」集まったものが発するもののチカラを信じて、展示での化学反応を試す実験的なものになりました。

好きなモノだけを選び、与えられたものを見て、直感的にコーディネートをする。
思考よりも自分の感覚がどこまで発揮できるのかを試す展示となりました。

それは想像以上の相乗効果となり、結果的に自分らしさ、輪郭がクッキリ現れたと感じます。
今までの展示は作品にフォーカスしていましたが、空間作り、ある意味インスタレーションのような感覚で展示会場を作り始めたのはここが始まりです。

作品×空間が持つ力で無限の可能性を作り出せる。そんな手応えを感じる展示でした。

 

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COME ALIVE  2017/6/23-6/28 at 旧磯部邸宅
 

concept.  4月に引き続き6月には犬山市の古民家、旧磯部邸で展示を行いました。19点展示。
ここ数年、興味を持って勉強をしていたカバラなど神秘主義の研究のエッセンスが
新作には多く入り込みました。
神という存在、目には見えないものに対する畏怖、敬虔な気持ち、祈り。
神秘的なものと、実際の生の生々しさとの対比が私は魅力を覚え、
研究すればするほど、「人間とはなにか?」を追求することに繋がっていきました。
そこにはどういった気持ちが込められ、人間はどこから生まれ、どこに向かうのか。
そういった問いと自分なりの解釈を作品に込め、今回、自分のライフテーマとして掲げました。

来てくださるお客様が作品に入り込み、対話をしやすいような内に籠った空間、
ある意味、自分にとって儀式や祭壇のような気持ちで展示の空間づくりを行いました。

祭壇は昔から私の憧れであり、これ以上ないほどの理想的な空間を目指した展示、
「これが最後でも悔いはない。」というものを作り上げました。
同時に、最後に作り上げた作品が次への繋がりを予兆するようなものも生まれましたので、
嬉しいおまけがつきました。
タイトルの「COME ALIVE」には、「私のこれまで生きてきた人生」という意味も込められて

いますので、今回の展示は破壊と再生ということもあったかもしれません。

名古屋市内のアットホームな空間に対して、犬山は電車で30分と都心から離れてはいますが、
有名な観光スポットであります。また、磯部邸も無料開放されている観光施設であるため、
老若男女のみならず海外からのお客様もいらして、様々なコメントをいただき大変勉強になりました。

*画像をクリックすると展示の模様へ

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センノセカイ 2017/11/28-12/5 at 隠れ家ギャラリーえん

concept.  4月と同じく隠れ家ギャラリーえんさんでの展示を行いました。13点展示。
前回6月の展示「COME ALIVE」は、今の自分のなかの理想やイメージを放出し尽くしたので
それを形作ることが出来たことにおいては、大変満足しておりました。
しかし、それはもしかしたら自分のなかの意識下、顕在意識での世界だったかもしれない。

と後から感じるようになりました。
というのは、
ある感動、心の動きから思わず作品を制作していた、というのが今回の展示の発端だったからです。
そこから、自分でも想いもよらなかったものが次々と出てきて、心の動きに
委ねて制作したものが
今回の作品たちです。それは戸惑いもありつつも、自分でも興味深い世界でした。
表現方法も、今までの面摺りから線のシンプルな彫りや摺りとなり、展示のタイトルも今までは

英語にこだわっていたのに、初めての日本語表記にしました。すべて自然に行ったことです。

逆に自分がいかに意識に捉われていたかが分かり、制作での無意識下の領域が増えていきました。
この無意識の世界とのつながりを発見したことが、今回の大きな収穫です。
しかし、これは前回の満足があったからこその始まりでもあったということも認識しています。

だからこそ自由に手を伸ばしていける、というような。

まだまだ荒削りの新領域ですが、さらに楽しんで冒険を続けていきたいと思います。

1年で3回の展示は初めてでしたが、毎回違う雰囲気のものを目指しているので
前回の展示をご覧いただいたお客様には「違う作家さんかと思った」との感想をいただき
また、今回の展示に興味を示して来場いただいたお客様もいらしたので、大変手応えを感じております。

えんさんでのお客様の出会いは毎回味わい深いものが多く、いつも出会いに感謝しております。